東京を拠点に活動するアーティスト写真家。
モスクワ大学で日本学を専攻しながら、舞踏家の通訳を務める。舞踏のユニークな芸術形態に魅了されたことが、芸術的なビジョンをベースに写真家としてのキャリアをスタートさせるきっかけとなった。2011年に来日し、その後日本写真芸術専門学校を卒業。
セバスチャン・サルガド氏、アルバート・ワトソン氏、世界的に有名なダンス写真家イサベル・ムニョス氏など、著名なアーティストのもとで写真を学ぶ。
写真家のキャリアを通じて、身体の動きやボディランゲージへの興味は変わらないが、現在は親密さ、関係性、逆境に立ち向かう精神など内面的な表現に焦点を当てている。
また、膨大なリサーチを伴うコンセプチュアルな表現手法により、新しい形の視覚的な物語を探求することを好み、異なる分野のアーティストとの創造的なコラボレーションを進めている。
東京は私にとって終わらない発見。14年以上東京に住んでも、毎日何か新しい発見があり、いつも刺激を受けている。時間があるとき、同じ道を2度通らないようにして、街の入り組んだ小さな路地で迷子になるようにしている。
東京の建築が大好きで、新しい写真プロジェクトのインスピレーションになることがよくある。