カルマは、ストーリーテリングとさまざまなクラフト技術を融合させた作品を手がける、フランス系ポルトガル人のアーティストです。フランスで映画を学び、ベルギーでジュエリー制作を学んだ後、彼女はその学際的な専門性をクリエイティブ業界に活かし、ゲーム、ジュエリー、そしてオブジェアートの分野で、デザイン、アートディレクション、プロダクションなど多岐にわたって活動してきました。
直感とコラボレーションは彼女の創作プロセスの中心にあり、文化や工芸品、アンティーク書籍、詩などへのリサーチを通じて、他者と密接に協働しながら、象徴的で意味深い対話を生み出しています。カルマにとって創作とは、感覚を目覚めさせ、没入させる旅であり、感情と体験が一つの明確な感覚へと結びつく空間なのです。
ハイジュエリーの世界で数年間の経験を積んだ後、カルマは現在、「Sossegade(ソセガージ)」という初の個人プロジェクトに取り組んでいます。これは、ファインアート、クラフトマンシップ、ハイジュエリーの交差点に位置する取り組みです。プロジェクト名の「Sossegade」は、ポルトガル語の「sossegado(ソセガード)」に由来し、穏やかさ、静けさ、そして内なる平和を意味します。このプロジェクトでは、日常における時間や魂の静かな存在に目を向けています。
卓越したクラフトマンシップに関する経験を活かしながら、カルマは希少でユニークなハイジュエリー・コレクションを創作しています。各作品には、それぞれの物語や意図、そして静かな響きが宿っています。